クーリングタワーのスケール付着により、水冷式コンプレッサーが年間10回も故障。コガネイのDBSS(電気分解方式の水質浄化装置)導入により、冷却水の水質改善とともに故障回数を年間3回まで削減した改善事例をご紹介します。
■課題
1. 循環水の蒸発・濃縮により、不純物濃度が上昇し、配管内にスケールが付着。
2. 配管内に付着したスケールの影響で、冷却効率が低下。
3. 冷却効率の低下により、コンプレッサー(3台)の故障が頻発。(合計10回/年)
4. 故障のたびにメンテナンスの手間とコストが発生。
5. 設備の稼働率も低下。
これらの課題を解決するため、DBSSによる冷却水の水質改善をご提案しました。
■改善効果
コガネイのDBSS(電気分解方式の水質浄化装置)を設置し、循環水中の不純物を連続除去することで、水質が大幅に改善しました。その結果、以下の効果が得られました。
1. 配管内に付着したスケールが徐々に剥がれ、コンプレッサーの冷却性能が回復。
2. 翌年、年間故障回数が10回から3回へ大幅に減少。(3台の合計)
3. 設備の稼働率が向上し、生産コストの低減にも貢献。
4. メンテナンスの手間とコストを削減。
グリス塗布工程において、グリス回路内に気泡が混入し、規定量のグリス塗布がなされず、作業者による手直しが頻発していました。
生産品の需要増加に伴い、生産性を向上させる必要が生じました。そのため、次の2つの工程を1つにまとめ、製造工程の短縮化を図ることが求められました。
工程1: 製品組立時における除塵作業では、現状のエアガンではエアブローが弱く、強力化する必要がありました。
工程2: 仕上げ前の製品ラベル貼付時には、イオナイザーエアガンタイプを使用して除電作業を行っていました。
これまでディスプレイ用ガラス基板への印字工程は、作業者が手作業で行っていました。しかし、印字の位置や濃淡にばらつきがあり、印字品質が安定しないことが問題となっていました。その結果、製品不良と判定されるケースもあり、改善が求められていました。
印字工程を改善するために、エアシリンダを利用したスタンプユニットを製作しました。このユニットを導入することで、印字作業を半自動化し、位置や濃淡を安定させることができました。その結果、作業者の負担が軽減されるとともに、製品の品質が向上しました。
開放式のクーリングタワーを使用し、高周波焼入れ装置の冷却水を循環させています。循環水の濃縮により配管内にスケールが付着すると、冷却効率が低下し、焼入れ装置の効率も低下してしまうため、冷却用循環水系のメンテナンスに高額な費用がかかっていました。
コガネイのDBSS(電気分解方式の水質浄化装置)を検討する際に、お客様に評価用のデモ機を貸与し、約1か月間の実証を実施しました。その結果、スケール成分がしっかり除去できることが目視でも確認されました。さらに、分析データを盛り込んだご提案内容にもご納得いただき、導入を決定していただきました。導入後はメンテナンスコストが削減され、焼入れ装置も安定的に稼働しています。