開放式のクーリングタワーを使用し、高周波焼入れ装置の冷却水を循環させています。循環水の濃縮により配管内にスケールが付着すると、冷却効率が低下し、焼入れ装置の効率も低下してしまうため、冷却用循環水系のメンテナンスに高額な費用がかかっていました。
コガネイのDBSS(電気分解方式の水質浄化装置)を検討する際に、お客様に評価用のデモ機を貸与し、約1か月間の実証を実施しました。その結果、スケール成分がしっかり除去できることが目視でも確認されました。さらに、分析データを盛り込んだご提案内容にもご納得いただき、導入を決定していただきました。導入後はメンテナンスコストが削減され、焼入れ装置も安定的に稼働しています。